最初の資産運用(株式投資)
貯蓄から投資へ
岸田総理大臣が掲げる「新しい資本主義」の実行計画の中で示された言葉です。
投資と言っても様々ありますが、初心者が始めやすいのは株式投資ではないでしょうか。
私も投資と言われて一番に思いつくのは株式投資です。
株式投資を知ったきっかけ
私は高校生くらいのときから株式にあこがれており、いつかは株式で稼ぎたいと思っていました。
その理由は、ヤフー株の話を学校の先生から聞いたことがあったからです。その話は1997年に上場したとき、1株200万円だったのが、2000年に1株1億円を超えたという話です。私はそこで株に対するあこがれを持ちました。
まずは口座開設
そして20代前半に、株式投資への知識はほとんどありませんでしたが、とりあえず口座を作ろうと思い立ち、証券会社の窓口に直接足を運び口座を開設しました。いざ株式を購入できる準備をしたのはいいのですが、株式投資の知識は皆無でしたので、最初に迷ったのがどの銘柄を買うべき?でした。
とりあえず買ってみた
銘柄選定をどのように行うべきかわからないし、過去の値の動きを見て決めようとしても余計に迷いました。理由はリーマンショックです。私が口座開設したのはリーマンショックの後で、ほとんどの銘柄で株価が下落していたのです。ただ折角口座を作ったので、とりあえず株価が安いものを買おうと思い、100株で50,000円程度の銘柄を購入しました(具体的な銘柄は忘れました💦)
株式保有のストレス
購入すると、それ以降毎日株価を気にしてしまうようになりました。そして株価が下がったとき、「これ以上、下落したらどうしよう」という精神的なストレスを感じるようになりました。そして株価が上げ下げを繰り返し、購入時の株価に戻ったときに売却しました。もしリーマンショックとタイミングが重なっていれば、間違いなく精神状態がおかしくなったと思います。
方向転換するも・・・・
株で儲けるむずかしさを実感した私。でも株式にあこがれはある。そんな中、思いついたのは株式優待でした。株で儲けなくても、優待を享受して儲けを出そう、そういう作戦に変更しました。そこで手をのばしたのが日本航空でした。当時仕事で県外に就職しており、帰省に飛行機を利用していました。なので株主優待を使えば安く帰省ができると思い、日本航空株を購入しました。私は全日空も買う選択肢にあったのですが、株価的に日本航空が安かったので日本航空を選択しました。しかしこれが悲劇の始まりでした。
まさかの紙切れに
購入して数か月後、悲劇が待ち受けていました。日本航空が経営難により、2010年に会社更正法の適用を申請して倒産し、上場廃止となったのです。株式が紙切れになってしまったのです。私は呆然としました。なぜこのタイミングで?1円も帰ってこないの?とあれこれ考えました。同時に株式投資は無知で安易にやるものではないと痛感しました。
次に考えた資産運用(IPO)
日本航空株で株式投資の恐ろしさを痛感し、数年株式購入は出来ませんでした。購入しても「また紙切れになるのではないか」という不安があったからです。そんな中、出会ったのがIPO=新規株式公開でした。
IPOの魅力
IPOは割安な公募価格で株式を購入できるため、上場後に値上がりすることが期待できます。しかもIPOは 公募価格 < 上場後の初値 となることが多いため、公募価格で取得→上場後初値で売却をすれば高確率で儲けを出すことができますし、一撃の利益が大きいです。
数年前、チームスピリットに当選して1,200円で取得できました。そして上場後の初値が2,417円でした。初値売りしたので、2,417円-1,200円=1,217円×100株=121,700円の利益でした。
しかし問題点が
IPOは リスク < リターン な投資方法と考えていたのですが、問題がありました。
それは、なかなか当選しないということです。IPOは抽選のためなかなか当選しません。
しかも抽選にあたり完全平等抽選の証券会社でチャレンジしても当選は難しいです。
成果はというと・・・
2016年ころから始めたのですが、IPOを必死に頑張っていた2021年までで収支を計算すると10万円弱ほどでした・・・・。6年もやって成果は10万円弱。モチベーションは下がる一方でした。
そしてたどり着いた資産運用(インデックス投資)
2022年、妻も投資に興味を持つようになり、YouTubeで投資に関連する動画を視聴していたのですが、ある日、あるチャンネルを紹介してくれました。
リベ大との出会い
紹介してくれたチャンネル。それがリベラルアーツ大学(リベ大)でした。金融リテラシーを上げる術を紹介してくれるYouTubeチャンネルで、紹介してもらって以降、毎日視聴しています。
インデックス投資
そこで、初心者向けに再現性の高い資産運用の方法として紹介されていたのが、インデックス投資でした。全世界株や米国株を対象としたインデックス投資ファンドに長期間投資を続けることで、投資の三大原則と言われる「長期・分散・積立」を実現でき、安定した運用成績が期待できるというものでした。チャンネルの中では、エビデンスデータも交え紹介されており、非常にわかりやすいものでした。
IPOの経験が奏功した
チャンネルの中で紹介されていた、投資の具体的な方法は、
- SBI証券 or 楽天証券 を開設
- 積立NISAの口座を開設
- 全世界株や米国株のインデックスファンドに投資
私はすぐに実行に移そうとしましたが、すでにSBI証券で積立NISAの口座を開設していたのです。
IPOを始める際に、複数の口座を開設していたのですが、たまたまSBI証券でNISA口座を開設していたのです。なぜSBI証券でNISA口座開設を選択したのか覚えていませんが、非常にラッキーなハプニングでした。
現在も実践中
2022年から積立NISAとiDeCoも加えて、二刀流でインデックス投資を実践しています。
ポートフォリオとしては、
投資信託100%
- 全世界株インデックスファンド:50%
- 米国株 インデックスファンド:50%
2024年度からはNISAの制度改正により、NISA期限が無期限になったり、投資上限額が増額されたりと、制度が優遇されます。この流れをうまく活用して、資産形成をコツコツと続けていきたいです。
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