異常なインフレーション
総務省が23/1/20(金)に発表した12月の消費者物価指数(CPI)の上昇率は生鮮食品を除く総合で前年同月比4.0%となり、41年ぶりに4%台となったそうだ。歴史的に異常な物価高騰が続く中、家計維持のためには、収入を増やす↑ or 支出を減らす↓ ことが重要だが、収入をいきなり増やすなど、副業も認められていない普通の会社員ができない。できる術は、支出を減らすことに限られる。そこで、買い物にも工夫をしているが、まずスーパーにおいて、主戦場としているのがイオンである。
私がイオンを選んだ理由
スーパーにおいてイオンを買い物のメイン店にしている。主に食品・日用品をメインに購入しているが、イオンを選択した理由がいくつかある。
①徒歩圏内での買い物が可能であること
まずイオンを選択した理由の一つが徒歩圏内にあることである。車で買い物をする人が多いが、買い物に行くのにコストをかけていくのはもったいない。ガソリン価格も高騰している昨今、買い物で支出を減らす努力をしても、車利用によってその努力が無駄になっているように感じる。車がなければ大量の買い物をできないように感じるかもしれないが、徒歩圏内にあるので、買い物の日数を増やして、購入量を減らして買い物すれば問題ない。買い物の日数が増えれば、むしろ生鮮食品は常に新鮮なものを購入できるし、その日限りの特売品を購入できたり、メリットも多くある。
②PB商品の存在
イオンを利用する二つ目の理由が、イオンのPB商品である。それがTOPVALU(トップバリュ)である。TOPVALU(トップバリュ)の魅力はコスパの良さと充実したラインナップである。食料品から日用品まで、多くの商品を展開している。
まずはなんといっても価格である。どのPB商品も、同じ商品棚に並んでいる他の商品と比べて最も安価な設定になっている。底値買いを徹底するうえで、PB商品は必ず選択肢の一つになる。そして質も十分である。食料品については、あまり味にマイナスのイメージを持ったことがほとんどない。PB商品は、いわゆるOEM商品であり、他のメーカーが商品を作っているが、例えば私がよく購入するPB商品の小粒納豆を製造しているのはタカノフーズ九州株式会社である。あのおかめ納豆を製造するメーカーなのだ。メーカー業者を耳にしただけで、質は申し分ないように感じられる。コスパは最強である。
そしてラインナップのすごさである。TOPVALU(トップバリュ)商品だけを揃えたお店を出店しても十分に成り立つと思う。
コスパがよく、ラインナップも充実しているTOPVALU(トップバリュ)。物価高騰が続く中において、間違いなく家計の救世主である。
前回に続いて、スーパーにおいてイオンを買い物のメイン店にした理由だが、ほかにも理由がある。
③ポイ活のインパクトが大きい
私のポイ活のメインの一つがWAONポイントであるが、イオンでの買い物では、WAONポイントを軸としたポイ活を実践すれば、ポイントを多く貯めることができ、お得な買い物を実現できる。
1)イオンクレジットカードを支払手段にすること
まず支払い方法をイオンクレジットカードにすることである。イオンでの買い物に利用すれば、WAON POINTが基本200円(税込)で1ポイント付与されるのが、2倍の2ポイント付与されるのである。つまり1%の還元率である。還元率1%であれば申し分ないであろう。
2)WAONボーナスポイント
そしてイオンクレジットカード決済により生まれる特典がある。それはWAONボーナスポイントである。常に何かしらの商品が対象になっているのだが、このWAONボーナスポイントが魅力的である。このボーナスを加味すれば、底値を記録する商品が多くなるのだ。特に狙い目は、①特売品+WAONボーナスポイント対象、②見切り品+WAONボーナスポイント対象がセットになっているケースである。他店では考えられない価格になるのだ。
3)ポイント10倍デー
不定期ですが、年に複数回、イオンカードのマークがついたカードでのお支払い限定で、ポイント10倍デーが開催されます。基本ポイント(200円ごとに1ポイント)が10倍になるので、200円ごとに10ポイントの付与、つまり5%の還元率となります。開催されるときは、数日間連続での開催になり、よくあるケースは「木曜日〜日曜日までの4日間」です。
④10日/20日/30日は5%オフ
10日、20日、30日はイオンクレジットカードの利用で5%オフになります。10日は「お10くデー」という日で、イオン九州だけのイベントです。月に3回は5%オフで買い物ができるというのはありがたいです。
⑤イオンオーナーズカードで実質 3%~7%オフ
イオンオーナーズカードとは、イオンの株主優待制度で、100株以上保有すれば取得可能です。買い物時に提示すれば、買い物金額の3%〜7%がキャッシュバックされます。キャッシュバック率は株主の保有数に応じて変わります。私もイオンの株式を保有しており、この優待制度を利用しています。
⑥アプリクーポン
まだまだお得に買い物をするツールがあります。それはアプリクーポンです。イオン九州では、クーポンがいくつかあります。
1)ガチャクーポン
1日1回アプリ内のガチャを回してクーポンを取得できます。最も良いクーポンは3,000円(税込)以上の買い物で税抜金額から1,000 円オフですが、数年ガチャを回し続けて 1 度しかゲットしたことはありません。超激レアクーポンです。
2)対象商品割引クーポン
一般的に他店にもあるようなクーポンも存在します。対象商品が毎月変わります。
最強の組み合わせは・・・
上記を踏まえた上で、私が考えるイオンでの買い物における最強の組み合わせ術は、
徒歩(または自転車)での移動 PB商品等を活用した底値買い を前提として
・10日 or20 日 or25 日 or30日に利用して(5%オフ)
・ポイント 10 倍デーが開催(実質 5%オフ)
・ガチャクーポン(5%還元率クーポン)を利用
※1,000円クーポンの当選率は低いので、まあまあ当選しやすい中で、最も還元率の高い5%を想定
・オーナーズカードを提示(3%キャッシュバック)
※最低資金で株式優待制度を利用すると想定して3%を想定
この方法を実践すればかなりお得な買い物ができると思います。
お買い物実践例
私が考えるお得な買い物法を具体的な買い物額を落とし込んで考えてみます。
例えば2,214円買い物した場合(※全て軽減税率の8%商品を購入したと仮定)
①ガチャクーポン(2,000円(税込)以上お買い上げで100円オフ)を利用
2,214円(税抜2,050円)→ 2,050円-100円=1,950円(税抜) → 2,106円(税込)
②5%オフの日に買い物するので、2,106円×5%オフ(0.95)=2,000円
ここまでの会計で割引額は 2,214円 → 2,000円 ▲214円割引できました。
③ポイント10倍デーなので
2,000円に対してポイント10倍(100ポイント=100円)
④オーナーズカードを提示して
2,000円×3%=60円
よって実質買い物は
2,000円-100円-60円=1,840円
実質割引額は
2,214円-1,840円=374円
トータルの割引率は、374円/2,214円=約16.9%
つまり約17%オフで買い物をできる計算になる。
さらにボーナスポイントやアプリクーポンが組み合わされば、さらに割引率は上がる。
一度の買い物での割引額は低いので、インパクトは小さく見えるが、
継続して、積み重ねることで、大きな成果に変貌を遂げるのだ。
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